Youtube動画デビュー!irononeの創作発表会vol.4


2021年の3月
atelier ironone 創作発表会が無事開催されました。
早いもので今年で4回目となりました。

今回は地域で活動されている、だんだんテラスさんに急遽場所をお借り出来ました。毎年、イベントに絡めて行っていた展示でしたが、イベントというイベントが全て自粛の中なので、こうして自分たちで場所をお借りしての展示は初めての試みです。

時期も時期だし、発表会、やるべきか自粛するべきか、、
社会状況も踏まえ子どもたちとも相談しました。

「やめていいんちゃう?だってどうせ出来ひんねんやろ」昨年から何度も何度もこの言葉を子どもたちから聞いてきました。

「どうせ出来ない」
それは、この子達の気持ちや意思ではなく、諦めよりももっと、心の防御だと感じます。

楽しみにしていた事が出来なくても、傷つかない。
行きたいところへ行けなくても、行きたかったって思わない。

「こんな状況やねんから、空気読めよ」という大人の圧を、最大限自分の心で咀嚼して、傷つく前に自分の気持ちに蓋をする。
理解するとか納得するとかより、もっと以前に、こどもには「選択する」という「選択」がない。
それが、あまりに露わになったこの一年でした。

いろのねは、表現する場です。
こどもと呼ばれる「人間」と体当たりで付き合う場です。
こどもがどんなに気持ちを蓋しようと、ちょっと、ここなら開けてもいいかも。
せめてそう思ってくれる場でありたい。
その為のアトリエです。

創作発表会「こどもすごいぞ、アートの力」

こんな時期だからこそ、面白いこと・新しいこと・アイデア!
今だから出来ることがいっぱい転がってます。

まずは大人もその一つに挑戦しようと、発表会の様子を動画にしてYouTubeデビュー!ぱちぱち。

●atelier irononeチャンネル

 

想像するってなんてステキなんだろう
創造するってなんて力強いんだろう

自分の世界を、白紙のキャンバスに、こってりこってりと躊躇せずに絵の具を乗せていくこどもたちの姿は、なんて頼もしいんだろう。

大人には決して描けない無垢で鮮やかで明るい明るい色彩に、がっつりハートをつかまれて、こころがわさわさ。
脈打つような感動を覚えたのです、これほんまに。

こどもたち、パワーをありがとう。
保護者の皆さま、だんだんテラスさま、見にきて下さった皆さま、応援ありがとうございました。