【おとなの絵の教室〜やさしいパステル画〜】
やさしいパステル画教室では、今年最後の絵に「クリスマス」を描きました。ぶたちゃん ぶーぶー
生徒作品
2017年に改めて思う
irononeは今年からこどもの教室をスタートさせました。そのことで頭がいっぱいいっぱいのわたしに、今までのパステル画教室の生徒さんが本当に良き理解者で良き協力者で、皆さんが絵を描いてる時間がわたしにとっても静かな癒しの時間でした。
皆さんが絵を描いている時間は発見がいっぱいでした。皆さんの横でわたしがどんな発見をしてたかわかります?
描く時間を共有することで生まれる、特別スペシャルなコミュニケーションがあるんだなってことです。
それを改めて感じました。
生徒さんは長い方で10年近く、平均でも5年ほどの付き合いになります。僭越ながら、こうして絵を「教える」わけですが、生徒さんが一番ご存知の通り、わたしは全然教えません。教えませんが、適当なわけではもちろんありません。おとなの絵の教室というのは、絵のテクニックをあげることより、絵を描くことで作られるコミュニケーション、わたしはそれを大切に考えています。
絵の上達を思えばもちろんぐっと集中することが大事に決まってるのですが、irononeはどちらかと言えば、描きながらお話したり、大笑いしたり、空気がやわらかくなるような時間を過ごす為に絵を描いている。そう思います。そして、そういう絵の楽しみ方があって良いと思います。
わたしは、おとなの教室では「絵」というより、描いてる「時間」に重きをおいてもらってる気がする。
その時間の積み重ねが、生徒さんとの間の〝絆〟のようなものをぐっと強くしてるのだと感じます。
今年スタートした生徒さん、すっかり和んで、一緒にクリスマスケーキを頂きました。
クリニックの皆さん、新しい描き方をマスターし、絵がぐっと大きくなりました。
小学生から通ってた子が、すっかりおとなのおねえちゃんになり美術部で大活躍しました。
長い付き合いの生徒さん、自由に自分らしい絵を楽しく描いてくれました。
今年1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。ぶひぶひ。
絵と色 つくる教室
atelier ironone
沖 明日香