パステル画教室とスケッチ教室の日程がちょうど重なった5月。
普段見ることのないお互いの教室の様子を見て、生徒さん同士がおもしろい相互作用を見せてくれました。
とくにパステル画教室の生徒さんは、スケッチに対して〝むつかしそーっ〟というイメージを抱いてたようで
「茄子の光った感じが出てる〜!」「影の具合がいい〜」と、わいわい。「スケッチもおもしろそう!」とわくわく。
刺激的なのでした。
スケッチ教室の皆さんは、多様なパステル(ソフト・水性・オイル)を使っているので、その色具合の差や仕上がりの差も新鮮に勉強になったようです。
ちなみに下の絵↓
左上が水性パステル、右上がオイル、下がソフトです。それぞれの特徴で印象が変わります。
水性は水彩絵の具のタッチに近く、茄子のみずみずしさを描けます。オイルパステルは油絵に近いタッチで色の重なりに重厚感が出ます。
ソフトパステルは指で伸ばして描くので、色が柔らかく広がり、自然光をやさしく描けます。
最近は、どの画材がその人の個性を伸ばせるか、それを考えるのが楽しいのです。生徒さんが今より楽しく絵を描けて、自分のクセや雰囲気がうまく絵に活かせるといいなぁと心底思ったりしております!
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