3月の五六市。A!!HAHAお絵かき寺子屋は、『手形ペタペタ こいのぼりアート!!カンボジアへ届けよう!!』
夏に行くカンボジアのアートワークショップで、日本のこどもたちからのプレゼントとして、この手作りこいのぼりを届ける企画。
今回は、掌にベッタリ絵具つけて、いくよー!
子どもは
100のものでつくられている。
子どもは
百の言葉を
百の手を
黄色って大好き。だってな だってな・・・かわいいもん!
百の思いを
AHAHAではお馴染み、絵を描くの大好き、なるくん。背伸びたね!
百の考え方を
百の遊び方や話し方をもっている。
ちゃんと一人でお名前書けるんだぜ。
百、何もかもが百。
聞き方も 驚き方も 愛し方も 理解し歌うときの 歓びも百。
赤い手と黄色い手。人の手がかっこ良く見える!
見すべき 世界も百。
明すべき 世界も百。
夢見る 世界も百。
子どもは
百の言葉を持っている。
(他にもいろいろ百、百、百)
けれども、その九十九は奪われる。
学校も文化も
頭と身体を分け こう教える。
手を使わないで考えなさい。
頭を使わないでやりなさい。
話をしないで聴きなさい。
楽しまないで理解しなさい。
愛したり驚いたりするのは
イースターとクリスマスのときだけにしなさい。こうも教える。
すでにある世界を発見しなさい。
そして、百の世界から 九十九を奪ってしまう。こうも教える。
遊びと仕事
現実とファンタジー
科学と発明
空と大地
理性と夢
これからはみんな
ともにあることは できないんだよと。
つまり、こう教える。
百のものはないと。
子どもは答える。
冗談じゃない。百のものはここにある。
―ローリス・マラグッツィ
今日の五六市は3月11日。2時46分―
ワークショップを中断して、子ども達と黙とうをする。それぞれが目を閉じて、手を合わせ、ぐっと自分の胸の想いを、東北へ送る。
一年後の3月11日、この日この時間を、この場で子ども達と過ごせた事が、私にとってはとてつもなく重要な気がしたのさ。